大川の技と職人

家具ができるまで

STEP2 畳選びから組み立てまで

挑戦者 岩本祐希子

挑戦者 岩本祐希子

自ら材料を調達し勉強机を作った経験のあるという、インテリア作りに興味津々の会社員。仕事中、疲れた時に身体を伸ばせる休憩室がないという不満を解消するべく、トータルインテリア産地大川で自らベンチを作ることにした。はてさて、世界でたった一つの手作りベンチはいかに!!

 

畳選び編

組み立て編

 

畳選び編

畳選び

 

添島勲商店

添島勲商店

ドアを開いて店内に入ると、い草のどこか懐かしい香りが…。
「いらっしゃいませ!」と、若くって素敵な!?スタッフが出向いてくれた。この方は添島勲商店インテリア部の添島彰さん。

 

畳という昔から親しんできた日本の生活様式を、世界の皆さんにも使っていただくというグローバルな対応もされている「添島勲商店」。
彰さんは、英語・フランス語が堪能である事から、海外との交渉には欠かせない人物となっているとか。(若いのに頼もしい!)

 

畳

畳

畳

 

そんな彰さんを横目に、あの白を基調としたスタイリッシュなベンチに合う畳がないかと物色中の岩本。「木のぬくもりが感じられる」という点では、やはり畳は慎重に選ばないとと、目を光らせる。
「掛川織という柄のあるものを使ってみてはどうですか?シンプルなベンチに合うと思いますよ」と、彰さんがオススメするが…。

しかし、スタイリッシュにこだわる岩本が選んだのは、畳らしさが人目でわかる「シンプルな畳」。

畳選び

 

畳

畳

畳

これは、今年グッドデザイン賞を受賞した「TATAMIST」。

 

このタタミのポイントは、
・移動もそうじもラクな、置き畳であること。
・今、流行りの琉球畳のように、織り目が細かいこと。
・すっきりとした狭い縁が斬新でお洒落。
・色は墨、鳶、柿、秦、鼠の日本の伝統色。
・日焼けしにくい独特の染色方法を用いていること。

 

また、中国産のいぐさを使ったものが現在市場にあるいぐさ製品の8割を占める中、添島勲商店さんは「国産のいぐさ」だけに、こだわったものづくりをしているそう。

 

岩本

 

 

添島 彰

~畳のよさは~

どんなに現代の住まいが洋風化しようと、日本人のDNAが落ち着くのは昔から慣れ親しんだ畳。日本人の生活に最もなじむ自然なくつろぎのスタイル「い草」は、心をおだやかにさせてくれると思います。

 

添島彰さん

 

添島勲商店

株式会社 添島勲商店

住所:福岡県大川市中木室23-1
電話:0944-88-1141 FAX: 0944-88-1503
HP:http://www.soejima.com/

 

い草ブティック

いぐさブティック「草」

自然をテーマに四季折々のしつらえを提案しています。

 

 

 

組み立て編

面取り

スタイリッシュにこだわったベンチということから、なるべく丸みを帯びないよう面取りを行う。まずは、素材をクランプで固定し、サンダーで磨く。

サンダー

 

面取り

面取り

 

 

川浪さんのワンポイントアドバイス!

内側部分は組立てても手に触れるとこではないので、面取りをする必要なし。

機械があったらこんなに簡単に面取りできるんだ…と感心した様子

面取り

 

穴あけ→座ぐり

穴あけ

定規を使って穴をあける箇所を正確にし、下敷きをひいて「ネジ絞め穴あけドライバードリル」で穴をあける。

穴あけ

 

穴あけ

穴あけ

穴あけ

 

座ぐり

その後、釘の頭が出っ張らないように「座ぐり」といった穴も開ける。

座ぐり

 

川浪さんのワンポイントアドバイス!

下敷きは必ずひくべし!そうでないと穴が抜けた箇所が汚くなるとのこと。

ネジ止めの力をかけて止めるのが難しかった。これは集中力がいるなぁ…。

座ぐり

 

磨き

サンダーにサンドペーパーをセットして素材を磨く。手で触ってざらざらしなくなればOK!荒いやすりと、細かいやすり、2度磨くことによってよりスベスベした素材になる。

 

磨き

磨き

 

川浪さんのワンポイントアドバイス!

機械ではできない箇所もあるので、自らの手で最後まで隅々までチェックすべし。

この作業は結構体力がいるな…。

磨き

 

組み立て→ネジ止め

組み立て

両サイドを一気に組立て、素材が交わる部分にボンドで対応を。はみ出ている部分はぬれ雑巾で丁寧に取る。
ここをおろそかにすると塗装がうまくいなかくなります。

組み立て

 

組み立て

組み立て

組み立て

 

ネジ止め

垂直にネジを入れ、力をかけて止める。

ネジ止め

 

川浪さんのワンポイントアドバイス!

組立ては、とにかく一気に行うべし!

一人でやるより皆でする方が効率的。ここは誰かに助けてもらって作るべきですね。

ネジ止め

 

仕上げ

仕上げ

畳選び、組立てと…ある程度ベンチの形が見えてきた今回の作業。簡単そうに見えて実はかなり細かい作業だったりと…終わった後、ドッと疲れが…。

 

次は畳貼りと塗装。次の回もお楽しみに!!

 

 

TOPへ

HOMEへ